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先週末、ポチったバックパックが到着しました。
ミレーのべノム30LDです。カラーはブルー
思った以上に軽くって、多機能で感動しましたが
実際ミレーのベノム30LDで歩いてみた体感をいち早く知りたくって
高尾山にのぼりにいってみました

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なぜミレーを選んだのか
登山雑誌や山登り向けのマニュアル本にはミレーのザックを推す記事が多く、
登山だけでなく旅行シーンでもユースホステルで一緒になるバックパッカーにミレー使用者が結構いるので
以前から、次はミレーがほしいと考えていました。

山と渓谷の「ヤマケイオンラインブランドイメージ&購買動向調査」によると
ザックの所有ブランドは五年連続ミレーが1位という結果がでていました。
ちなみに、次はオスプレー、その次はグレゴリーです。
私はグレゴリーかミレーを買おうか悩んでいました。

円相場によりますが、ベノム30LDは
値段17000円前後です。

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バックパックの選び方
登山始めたばかりですが、それより前からのバックパッカーなので、
この手のバッグを「バックパック」とよんでしまいますが、山と渓谷だと「ザック」って言っているみたいです。
同じ商品なのに、使う人が変わると呼び方の一般名称が変わるのかあとちょっと不思議な感じがします
登山におけるザックの選び方でどのガイドブックも書いていることは「大は小を兼ねない」です。
バックパックの容量を選ぶとき目安とする値は
日帰りハイキング・登山 20-30リットル(15-25とかいてあるところもあった)
山小屋泊まり 30~45リットル
テント泊 50リットル以上

私の買ったミレー30リットルは 日帰り~山小屋泊り登山向けのザックです。
軽さと通気性のよさを兼ね備えたファストトレッキング向けのバックパックなので、
この夏富士山登山してみたい!という人にもおすすめ。


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ミレーベノム30LDの背面
バックパックは背面で選ぶべしと書く登山マニュアル本が多いです。
私は山については大した高さのものをのぼっていませんが、四国八十八か所を歩いたとき、ユーラシア大陸を横断したとき
バックパックの背面の大切さを体感しました。
雑貨屋などにうっているリュックは背面が表面とおなじ素材で凹凸ないものがおおいですが、
登山向けのバッグは背面が全然違います。

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ベノム30LDは通気性の高い3Dメッシュを使用した「VENOM BACK」を採用しています
中央部がくぼんでいて、左右がクッションがついています。

クッションがあることによって背負うときの負荷が減るだけじゃなく、
中央のくぼみから空気が流れていく感じです。
程よい凹凸があるおかげで?真夏(今って真夏ですよね??)に高尾山登っても
バックパック背面に汗が広がっていくということはありませんでした。
リュック系って、夏背負うと背中もあせびっしょり、リュックも汗びっしょりとかになったりするものもあるけど、
その辺の不快感が軽減されている感触。
まあ、普通に全身汗はかいたんですけどね・・・

背中に熱がこもるという感覚がなくって、いままで使っていたバックとの違いをこの辺りに感じました。
私は背面は背の部分の凹凸も大切ですが、
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ショルダーストラップ、チェストストラップ、ヒップストラップ(?)も重視しています。
ショルダーストラップは裏地がすこしやわらかめですが、立体感は前使っていたバックパックよりはないかんじ
でも通気性いいのでムレなくって使いやすい。
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あと腰部分のストラップ(ウエストベルト)は太めでしっかりしていて、
右部分には小銭入れが入るくらいのファスナーがついていて、
切符買うときや途中甘いものを買いたくなった時にバックを下ろさず購入できて便利でした



バックオープン式で背負いながら荷物をとることができる
登山は素人なので、バックパッカー旅行者目線でこのバッグを手に取ってみた時の第一の感想が
「ん??これどっから開けるの?????」でした(笑)

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ショルダーストラップの近くにあけぐちを発見したとき
コレはスリにあいにくいように、こんなところに開け口がついているんだなぁ!!流石フランスのブランド」って感じましたが、
バックオープン式を採用したのはバックをおろしたり反転させたりせずにバッグの中を取り出すことを意識して作られたそうです(笑)
スリを意識したかどうかは不明ww
バックパックって、すりに合う率は低い気がするけど、海外で電車に乗っているときとか、
ファスナーを開けて荷物を盗まれるような気がして、そわそわするんですよね・・・・

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表面のポケットはこんな感じです。
側面に2つ。中央下に1つ。この3つ部分はストレッチ素材になっていて、伸びます。
イメージが、女子の水着みたいな素材?男子の水着は履いたことないのでわからない(笑)
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ここに凍らせたペットボトル入れたら水滴がついて濡れたかんじになりましたが、
乾くのが早かったですよ。

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表面の2つのチューブ
表面に2つのチューブがついています。
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これはデザインの一環かと思っていたけど、これはピッケルやトレッキングポールを固定して歩く用のポールホルダーでした。
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ちなみに、側面にもポールを括りつけるひもが付いています。

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天蓋の部分については、水をはじく素材になっていて、
薄くて軽いのにがんばるなあというかんじ
天蓋にもファスナーがついていて、ここにもお財布やスマホなどを入れられるくらいのスペースがあります

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天蓋の裏にもファスナー付きのポケットがありますが、ここにレインカバーが入っていました。
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レインカバーって、別売りだと思っていたので、これはうれしい。

オープンバック式のふた(!?)をあけると巾着のようにひもで搾れる第二の入り口。

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サイドにハイドレーションシステムの表示が。ハイドレーションシステムを使う人は
ここからお水を出し入れできるようになっています。
巾着口をあけると大きなスペース。背面にはポケットがついていて、
るるぶサイズのガイドブックなどの収納できる深さがあります。
日光あるところで開けてみると、光が結構すけているので、生地はかなり薄いみたいですね。
いかに軽く、かつ機能性高いバッグを作るかを研究しているミレーさんの技術が光っています。

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ミレー ベノム30LDで高尾山に登ってみた感想
久しぶりの登山、、、広島の「弥山」以来の登山だったので、ほぼ初心者レベルの体力でしたが
ミレーの密着感、軽さ、背負ったまま荷物をとり出しやすさはさすがでした。
ただ、久しぶりにバックパックを買ったせいで、ベルト調整しなきゃいけないことを忘れて、
なかなか自分にあったベルトの位置が見いだせずに20分くらいベルトをいじりながら歩きました。
機能性高いバックパックは便利ですが、山に登る前にベルトの調整は最低限必要でしたね(笑)

大体は満足でしたが、ちょっと残念だったのは、ウエスト部分のストラップ
ウエストベルト?ここは小銭入れるのに便利でしたが、小銭+パスモ入れるとキツキツになったので、
パスモやSUICA入るくらいの太さがほしいかも

そして、私のトレッキングポールのせいかもしれないけど、
表面のポールフォルダー、差し込みにくい・・・・
うん。私のトレッキングポールのせいだねきっと・・・なんかミレーの写真のよりでかいもん(笑)

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あと、ミレーさん・・・・このバックパックをフル活用したいので、
説明書的なものが同封されているとありがたいです・・・・
バッグについていたのがこれだけでした・・・・

金曜日にミレーのバッグをゲットして、土曜日に高尾山に行きました。
きちんと使い方をググってから山登りしたわけではないので、
また何度か山登りしてみたら、このバッグのあらたな側面も発見できるかなぁと思います。
前のバッグは8年愛用しました。今回縁あってミレーを買ったので、大切にしていきたいと思います♪



【買った商品】ミレー ベノム30LD 2015春夏ミレー
特徴= 軽さと通気性のよさを兼ね備えたファストトレッキング向けのバックパックです。

■素材
リップストップナイロン210D HT
オックスフォードナイロン420HD
 ■カラー
3586(U,BLUE)
 3689(W,OLIVE)
 0247(BLACK)
 ■サイズ & 重量
容量:30L
サイズ:W22_H56_D15cm
バックレングス:U=46cm
重量:950g


2016年春夏モデルが現在最新です↑



ミレーベノム30LDおすすめしたい人
・これから登山を始めてみよう!と考えている人
・バックパック旅行計画している人
・初めてのバックパックデビューはどこのメーカーのを買おうか悩んでいる人
・この夏、富士山登山計画している人
・日帰り~山小屋泊の登山を予定している人
・ハイドレーションシステム使って山登りしているひと