ツーリズムEXPOジャパンでは、世界各国の旅行パンフや観光地の紹介などやっていましたが、
今年のトルコもセットが立派で、観光PRを熱心にやっていました。
トルコでは地域ごとにブースがわかれ、それぞれ専門のスタッフさんが説明してくれていましたが、
ペルガモン(現在の地名はベルガマ)の紹介もありました 

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ペルガモンには、ヨーロッパ文化に多大な影響を与えたヘレニズム時代の遺跡があります。
ペルガモンの黄金期はアレクサンダー大王の没後。街はアッタロス朝の支配下に入ったあとペルガモン王国の首都となり栄えました。
紀元前282年~133年の間首都として栄えたペルガモンでは、美術、文学、医学、科学、建築文化が花開き、それらの軌跡を見ることができます。
トルコの誇る世界遺産「ペルガモン」、魅力の遺跡をいくつかご紹介。




1、政治の中心であった「アクロポリス」
丘の頂上にたてられたアクロポリスがペルガモン王国の政治の中心でした。
ここから見渡すカイコス平野一帯を統治していました。
アクロポリスは「トラヤヌス神殿」「アテナ神殿」「図書館」「劇場」「ゼウス大祭壇」から成り立っていましたが、
多くはベルリンのペルガモン博物館へ持ち運び去られてしまいました。
 
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2、アテナ神殿
アクロポリス内にある見どころの一つ。ギシリア神話のアテナを祭る神殿です。ペルガモン王国の守護神アテナは知恵と勝利の女神。
アテナ神殿にはアレクサンダー大王の妻の命令によって建立されたペルガモン図書館が併設されています。
ここの神殿は宗教的な施設だけでなく、芸術や科学の中心としての役割もはたしていました。
図書館には20万巻もの羊皮紙の巻物がおさめられ、それらはクレオパトラへおられたというエピソードものこっています。

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3、ゼウスの祭壇
紀元前180-170年ころに建立されたとされる祭壇はペルガモン美術の最高峰といわれています。
エウメネス2世の勝利を記念して作られたという説が有力だそうです。神と巨人たちの戦いを描いた彫刻が有名ですが、こちらもドイツのペルガモン博物館に・・・・
現在は礎が残るのみ。ガイドブックによるCGでは、このような形状をしていたそうです
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4.ディオニソス神殿
アッタロス朝の守護神とされるディオニソスは「酒と宴の神様」として知られています。
そのため神殿の形が特徴的。ここではディオニソスの踊り子たちによって壮大な祭りがひらかれ、一般の人たちも参加できたそうです。
ここの大劇場は1万人も収容できる大きな劇場で、急勾配なのでここでの観光ははしゃいで上ると降りるとき地味に怖い(笑)

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5.トラヤヌス神殿
ローマ五賢帝時代・・・ギリシア趣味で有名なハドリアヌス工程が先帝トラヤヌスにささげた神殿。
正面6柱、側面9柱。コリント式の円柱や破風が残っていて、ここにはかわいい猫がいました(笑)


 

ペルガモンの遺跡群を見るなら、アクロポリスだけでなく、ベルガマ博物館、アスクレピオンなどの遺跡も入れて、
ベルガマで1泊以上とってじっくり滞在したい見どころある街です。

他にも、新約聖書のヨハネ黙示録に登場する初期キリスト教の「7つの教会」のひとつといわれている
「クズル・アウル」などもおすすめです。

イスタンブールからベルガマはバスで行くことができますが、かなり時間がかかるので、
イズミルまで飛行機で飛んで、そこから2時間バスに乗る方が早いです。
トルコが初めて!という方は、いろいろな場所を見たければツアーを利用するのがおすすめです。

カッパドキア、ベルガマ、エフェソス、パムッカレ、コンヤなど、行きたいところに行くツアーを見つけてみてください♪

私がはじめ行ったときは数社見比べて
パムッカレ、カッパドキア、アンカラ、エフェソス、ペルガモン、コンヤに行くツアーを見つけたので、
それに参加しました!!イタリアとかイギリスとかは個人旅行の方が好きですが、
トルコに関しては団体ツアー最高でした。

エイビーロードで旅行各社のツアーを比較して
自分の行きたいところに連れて行ってくれるプランをじっくりさがすのが
いいツアーに巡り合うコツです♪
エイビーロードは10年以上前から旅行雑誌を発行していましたが、
現在は旅行会社比較サイトを運営してます♪

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